今日のライブルーレットTOP5!
ライブルーレットレビュー
ルーレットは世界でも有名な古典ゲームです。ルーレット(Roulette)という名前は「小さな輪」を意味するフランス語が語源となっています。このゲームでプレイヤーは、特定の数字、1~18や19~36などの数字グループ、赤や黒にベットします。このほかにも偶数か奇数かへのベット、数字12個の塊に掛けるダズンベット、数字一列に掛けるコラムベット、蛇のように掛けるスネークベットなどベットの仕方は様々です。
ゲームの目的はどの数字にボールが止まるか予想してそれにベットすること。ボールの運命はまず、ディーラー(クルーピエと呼ばれる場合も)はルーレットの回転盤を一方向に回し、ルーレットボールをその逆方向に投げ入れるところから始まります。するとボールはルーレットの回転盤部分の外端にある円形トラックを回ります。
ボールの回転が遅くなると、障害物にぶつかりながら最終的に回転盤の0~38の数字の書かれたポケットに落ちます。そして上手く結果を当てたプレイヤーは配当を支払われるというわけです。
とても簡単に思えるかもしれませんが、実はルーレットは奥が深いんです。様々なルーレットのバージョンやライブルーレットで勝率を上げるためのストラテジーもご紹介していきますね。
でもまずはルーレットの歴史から見ていきましょう。
ルーレットの歴史
フランスで発明されたルーレットですが、17世紀のフランスの数学者ブレーズ・パスカルによる発明だとされています。現在の形のルーレットは1796年以降300年以上も遊ばれているんです。
19世紀にはヨーロッパ中、そしてアメリカにもルーレットが広まり、世界で最も人気で有名なカジノゲームとなりました。1860年代にはドイツでルーレットが禁止され、ヨーロッパでギャンブルができる最後の場所となったモナコのモンテカルロで主にルーレットが行われるようになります。モンテカルロでは「0」が盤面にひとつしかない「シングルゼロ」バージョンがよく用いられ、これは以降最も人気の高い「ヨーロピアンスタイル」のルーレットとして確立されました。
アメリカでは「0」と「00」の存在する「ダブルゼロ」ルーレット(「アメリカンスタイル」とも呼ばれる)が一般的で、ミシシッピ州のニューオリンズ地域でとても人気となりました。20世紀前半には、アメリカンスタイルのルーレットはほぼラスベガスのみ、そして伝統的なヨーロピアンスタイルはモンテカルロでしかプレイできない状況でした。しかし1970年代には世界中にカジノが広まっていきます。1996年にはオンラインカジノブランド、インターカジノがインターネット上でプレイできる世界初のルーレットを提供開始。現在では何百ものオンラインカジノが様々なバージョンのルーレットを提供しています。0と00のあるアメリカンスタイルは今でもアメリカ、カナダ、南米、カリブ諸国で主に用いられ、それ以外の国々では0がひとつのヨーロピアンスタイルが用いられています。
マカオでは中国政府が西洋のカジノゲームをマカオに導入した1960年代以降ルーレットの人気が上昇しました。それ以降マカオでは、一番人気のカジノゲームの座は他のゲームに奪われても、人々のルーレットへの関心は失われることはなく、ルーレットの回転盤は止まることなく今日も回り続けています。
ところで、ルーレットの回転盤の数字を全部合計すると悪魔の数字とも言われる「666」になるってご存じでしたか?もっとルーレットがエキサイティングになる豆知識でした!
ルーレットを遊ぶ
ルーレットには様々なベット方法があることは先にも述べましたが、それらは大きく二つのタイプに分けることができます。「インサイドベット」と「アウトサイドベット」です。
インサイドベット:これはボールが止まる数字にベットしたり、回転盤で隣接する狭い範囲の複数の数字にベットしたりするものです。
アウトサイドベット:こちらはより大きな範囲にベットする方法で、赤か黒か、偶数か奇数か、などに対するベットです。
それぞれのベット枠には確率に合せた配当が設定されています。そのため、例えば一つの数字にベットする方が、赤にベットするほうより配当が高くなっています。
ルーレットテーブルでは常にベットに最大金額と最小金額が設定されています。ボールが回転盤を回りだしてもディーラーが「ノーモアベッツ/ No more bets」、またはフレンチルーレットテーブルでは「リエンネヴァプル/Rien ne va plus」(どちらも「これ以降ベットはできない」という意味)と言うまでベット可能です。
ボールがポケットに入り結果が出たら、ディーラーはルーレットテーブル上の勝ち数字の上にドリーを置きます。ドリーは勝った数字を示すマーカーで、ドリーがテーブル上に出ている間はベットすることもベットを回収したり動かすこともできません。
ディーラーは負けのベットを手もしくはレイクという棒で回収し、勝ちベットに配当を置きます。これが終るとディーラーはドリーを回収し、プレイヤーは自分の勝ち金を回収、そして新たなラウンドが始まります。
回転盤の数字の並び
回転盤のポケットに記されている数字は0から36まであります。
0のポケットは緑色で、それ以外の数字は赤と黒が交互に並びます。大半の回転盤では数字は以下の並びとなっています:
シングルゼロの回転盤:0-32-15-19-4-21-2-25-17-34-6-27-13-36-11-30-8-23-10-5-24-16-33-1-20-14-31-9-22-18-29-7-28-12-35-3-26
ダブルゼロの回転盤:0-28-9-26-30-11-7-20-32-17-5-22-34-15-3-24-36-13-1-00-27-10-25-29-12-8-19-31-18-6-21-33-16-4-23-35-14-2
ルーレットテーブルのレイアウト
ルーレットテーブルを覆う布地(ベットをする場所です)はレイアウトと呼ばれます。ルーレットのレイアウトはシングルゼロかダブルゼロか、つまりヨーロピアンスタイルかアメリカンスタイルかで「0」の数が異なります。
ルーレットのベット種類
ルーレットではプレイヤーはインサイドベットかアウトサイドベットが可能です。
インサイドベット:
ストレートもしくはシングル:
- 単一の数字へのベット
- ベットするには四角い枠に囲まれた数字にチップを置く
スプリット:
- 水平もしくは垂直に隣接する2箇所へのベット
- 二つの数字の間の部分にベットする
ストリート:
- 垂直方向に連続する3つの数字へのベット(19,20,21や1,2,3など)
- 数列のいずれかの外端にチップを置く
コーナー/スクエア:
- 一度に4つの数字にベットする(28,29,31,32など)
- 4つの数字が合わさる位置にチップを置く
シックスライン/ダブルストリート:
- 2列にまたがり連続した6つの数字(例えば13,14,15,16,17,18)
- 列外側の2列が交わる部分にチップを置く
トリオ:
- これは特殊なベットで0,1,2(どちらのレイアウトでも可能)、または0,2,3(シングルゼロレイアウトのみ可能)、00,2,3(ダブルゼロのみ可能)に掛けるものです
- チップを三つの数字が共有する角に置く
ファーストフォー:
- シングルゼロレイアウトのみで可能で、0,1,2,3にベットするというものです
- チップを0と1もしくは0と3の間に置く
バスケット:
- 0,00,1,2,3,へのベット。ダブルゼロレイアウトでのみ可能。
- チップを0と1もしくは00と3の間に置く。
アウトサイドベット
アウトサイドベットは通常配当が小さいですが、逆に言えば勝率が高くなっています。
1~18(ロー、またはフランス語でマンク/Manqué):
- ボールが1~18の間に止まることに対するベット
19~36(ハイ、またはフランス語でパッセ/ Passé):
- ボールが19~36の間に止まることに対するベット
赤、黒:
- 赤、もしくは黒にボールが止まることに対するベット
偶数、奇数:
- 偶数もしくは奇数の数字にボールが止まることに対するベット
ダズンベット:
- レイアウトの数字を12(ダズン)ずつ3分割し、ボールが最初、真ん中、最後のダズン(1~12,13~24,25~36)に止まることに対するベット
コラムベット:
- ボールが12の数字からなる縦の列(例えば2,5,6,11,14,17,20,23,26,29,32,35)に止まることに対するベット
- チップを選んだ数字列の下のスペースに置く
スネーク:
- これはレイアウトにまたがってクネるような特殊なベットです。コラムベットと同じ配当率ですが、1,5,9,12,14,16,19,23,27,30,32,34とレイアウトをジグザグに横切ります。
- スネークベットは全てのカジノで可能なわけではありませんが、可能なところでは、「19~36」のボックスに接する34ボックスの下の角にチップを置くことでスネークベットが可能です。ルーレットのレイアウトによっては1~34にまたがる二つ頭の蛇印があるところもあります。そのようなところでは、蛇の体の端にある二つの蛇の頭のどちらかにチップを置くことでスネークベットができます。
ハウスエッジ
ハウスエッジは、ルーレットテーブルの平均値、ハウスアドバンテージ、もしくは予想値です。短く言うと平均してどれだけプレイヤーが負けるかと言うことになります。
ヨーロピアンスタイル:
- 通常ハウスエッジ2.70%
アメリカンスタイル:
- 通常ハウスエッジ5.26%
トリプルゼロルーレット:
- 通常ハウスエッジ7.67%
テーブル上とルーレットの回転盤に存在する緑の枠の数がハウスエッジと言えます。ボールが0に止まればアウトサイドベットは常に負けますし、インサイドベットでもハウスエッジがあります。なぜなら、ルーレットの還元率は36:1であるのに対し、数学的に単一数字へのベットでプレイヤーが勝つチャンスは37:1(アメリカンスタイルでは38:1)となるからです。
ルーレットのストラテジー
多くのプレイヤーがルーレットで必勝してやろう、ハウスを負かしてやろう、と意気込みストラテジーを作ろうと試みました。ほとんどのストラテジーは特定パターンのベットを使うことでハウスエッジに勝てるとする考えを元に組み立てられています。大概は過去の結果を基にして将来の結果を予測するというものです。例えば、ルーレットボールが黒に8回連続して止まったら、9回目にも黒に止まる確率は高い、などというものですが、これは当然ながら事実ではありません。
予測方法
エンジニア達は回転盤の機械的な性質から結果を予測し、ルーレットでハウスを打ち負かす方法を編み出そうとしました。この方法は、ボールがルーレットの特定のポケットにより落ちやすくなっていることを見極め予測するというものです。もし回転盤に機械的な問題があれば、RTPが100%以上になる助けとなることでしょう(このような問題のあるルーレットの回転盤をバイアスルーレット盤といいます)。
一般的な予測方法としては、ボールと回転盤の時間を計測して、その情報を元にしてボールが落ちやすい場所を計算するというものがあります。これはバイアスの付いていないルーレット盤で最も有効な手段ですが、これにはハウス側がベットを早めにクローズすることで容易に対策を打てます。
特定のベットシステム
ルーレットで行われる勝率が五分五分のベットの多くは、マーチンゲール法を使ってハウスを負かそうというプレイヤー達に用いられてきました。マーチンゲール法では、プレイヤーは負ける度にベット額を倍にしていきます。こうすることで、一度の勝ちでそれまでの負けを全て返したうえに、最初のベット額と同じだけの利益が出るのです。しかしこれは危険なシステムです。ベット額を倍にしていくことでプレイヤーは高額のお金を短い時間に失う可能性があり、金額が上がればテーブルのベット上限にぶち当たることもあります。そうなればマーチンゲール法は意味を成しません。
逆マーチンゲール法
これはパローリシステム(Paroli)としても知られ、マーチンゲール法に似ていますがそれを逆にしたものです。負けのあとにベットを倍にする代りに、勝つ度にベットを倍にします。このシステムでは勝つ度に倍掛けるのでリスクが少ないと思ってしまいますが、実際にはマーチンゲール法と全く同じ欠点を持っています。巨額を一度に無くしてしまう可能性があるのです。
その他のシステム
このほかにもラブシェー法(Labouchére)やダランベール法(D’Alembert)などルーレットには無数のベットシステムが存在します。しかしどれも完璧ではありません。ルーレットは運のゲームであり、エンターテイメントとして考えるべきです。お金を儲けたり、損失を補うために遊ぶものではありません。
ライブルーレットの種類
ルーレットは日本で最も人気なライブゲームの一つ。そのためルーレットをオンラインで遊ぶ場合、ライブカジノには複数の選択肢が用意されています。
ライトニングルーレット:
エボリューションゲーミングのライトニングルーレットは最も人気の高いルーレットの一つ。他にないユニークな特徴を持っています。目を見張るような豪華なスタジオにはライブディーラー、回転盤といったおなじみの要素が。ライブカジノで存分にルーレットを楽しめます。
通常のルーレットに興奮をぶち込んだライトニングルーレットでは、毎ラウンド稲妻が走り5つのラッキーナンバーに50~500倍のマルチプライヤーが適応されます。つまりラッキーな人のペイアウトは通常の500倍にもなるというわけです!
スピードルーレット
普通のルーレットだとまったりしすぎる?スピードルーレットへようこそ!スピードルーレットではスピン一ラウンドに掛かる時間は約25秒。ボールがポケットに落ちるのを待つのがストレスだ、待っていられない、と言う人にピッタリです。そしてもちろんスピードが速いほどベットできる機会も多くなるわけです。
ライブヨーロピアンルーレット
世界中のプレイヤーにとって標準ゲームとも言えるでしょう。おなじみのわかりやすいスリリングなルーレットです。ヨーロピアンルーレットは複数のプロバイダーから提供されており、最低/最高ベット金額が異なるテーブル、VIPテーブル、などなど様々に異なるテーブルが用意されています。きっとあなたにピッタリのヨーロピアンルーレットがみつかることでしょう。
イマーシブルーレット
こちらもエボリューションゲーミングによるルーレットで、複数のカメラが用意されておりクローズアップで見所満点。テーブルのアクションを毎秒200フレームのHD動画で楽しめ、ボールが止まる瞬間をスローモーションリプレイで眺められます。
フレンチルーレット
モンテカルロでプレイする気分を味わいたいなら、1~36の数字にシングルゼロのフレンチルーレットをお試しあれ!フレンチルーレットでは「ラパルタージュ」ルールも使われています。これは、プレイヤーがイーブンマネーベット(赤か黒か、偶数か奇数かなどの1:1配当のベット)を行ったときに、ボールが0に止まった場合、ベット額の半分が戻ってくるというものです。
アメリカンルーレット
多くのアメリカのプレイヤー、そして一部の日本のプレイヤーにも人気のルーレットタイプです。ダブルゼロが更なる興奮をもたらしてくれること請け合いです。このタイプには他のルーレットタイプとは異なるベット制限が設けられているのでテーブルに着いたら確認しておくようにしましょう。
オートルーレット
オートルーレットにはディーラーは居ません。そのかわりに回転盤は完全に自動化されており、一日24時間ずっと、1時間に60~80ゲーム行われています。オートルーレットにはスピードバージョンもあるので、ディーラーの顔を見飽きたけどスピードルーレットの速さは何にも代えがたいという人はそちらをどうぞ。
インスタントルーレット
インスタントルーレットでは複数のルーレットテーブルが同時に稼働しており、プレイヤーは時間を掛けてベットでき、準備ができたら12台の稼働テーブルのうち次に利用可能なものに自動で割り当てられるようになっています。
ダブルボールルーレット
ダブルボールルーレットはエボリューションゲーミングが送るもう一つのユニークなルーレットで、同時に2つのボールが回ります。そのお陰でペイアウトは最高1300倍に。二つのボールで更なる興奮とより頻繁な勝ちが生まれるユニークな体験です。
まとめ
私達のルーレットガイドお楽しみ戴けましたでしょうか?もし加えて欲しいこと、改善点などありましたら、お気軽にフィードバックをお送りください。